どちらが贅沢?!都内と八王子の高級住宅街を比べてみた~東京都内編~

誰しも、一度は高級住宅街への憧れ…あるかと思います。
都会の高層マンションや高級住宅地、セレブが住むような夢の家…一度は見た事があるはずです。
今回は、そんな夢の…いえ、東京都内の高級住宅街にスポットを当てつつ、八王子市と比較して綴りました。
ご参考になりましたら幸いです。 そして今回のテーマは、少し長くなりますので2部構成にしました。
2週連続でどうぞお楽しみください。
高級住宅地の魅力
高級住宅地について

まず、誰もが一度は憧れる「高級住宅地」
都会の中で、何よりも贅沢な生活を送りたいと願う多くの人々にとって、
高級住宅地は理想の場所として輝いています。
では、高級住宅地の魅力をご紹介します。
1. 静寂と美しさ
高級住宅地は、静けさと美しさで満ち溢れています。
閑静な通り、整備された庭園、美しい景観が住民たちを迎え入れます。
朝は鳥のさえずりが、夜は穏やかな風が、日々の生活を特別なものにしてくれます。
「都会にいながらも自然と、普段の生活を切り離してくれる場所」そんな場所です。
2. アクセスと便益
都心からのアクセスが良いことが、高級住宅地の利点の一つです。ショップ、レストラン、カフェ、文化施設など、あらゆる便益が手の届く距離にあります。
また、公共交通機関も充実しており、都心へのアクセスが便利です。
田舎と比較すると、「どこへ行くにも行きやすい、利便性の良さ」は、特に女性にとっては嬉しいポイントです。
3. 安全とプライバシー
高級住宅地は通常、高いセキュリティを提供しています。
住民たちの安全とプライバシーを保護するために、セキュリティ対策が徹底されています。
これにより、安心して生活できる環境が整っています。 やはり、どこで暮らすにも最低限、セキュリティが万全なほど安心で快適な場所といえます。
それがしっかり確保されているのもポイントは高いですね。
4. 見ても楽しい高級な住宅建物
高級住宅地の物件は、「美しく」設計され、最高品質の建材で建てられています。
広々とした敷地や設備が魅力で、快適な生活を提供してくれます。
また、周囲の景観に調和するデザインも特徴です。
いかにも一目でわかる建物の造り。が叶うのが高級住宅地と言われるポイントですね。
5. コミュニティと文化
高級住宅地は、国際的なコミュニティと文化的な多様性が融合する場所でもあります。
外国の大使館や外交関係者が住むことが多く、国際交流が盛んです。
異文化への触れ合いや新たな友人との出会いが、豊かな経験を提供してくれます。
グローバルに生活をしたい。将来、子供が海外で活躍できるように。と考える方にはメリットが増えるポイントですね。
英語でご近所さんと挨拶…憧れますね。
高級住宅地の魅力は、静寂、美しさ、アクセス、安全、プライバシー、高級な不動産、コミュニティ、文化の要素が絶妙に調和した結果と言えます。
「ほぼすべての要件を叶えている」それが高級住宅地なのでしょう。
調べてみた
東京都内有名高級住宅地

ところで東京都内で高級住宅街と呼ばれる場所…皆さんご存知でしょうか?
と、言うことで勝手ながらランキング形式でざざっとまとめてみました。
※各地価価格は、2023年の価格です。
都内有名高級住宅
1位 日本のビバリーヒルズ 松濤(しょうとう)(渋谷区)

渋谷区にあるとは思えないほど静かな高級住宅街です。
「日本のビバリーヒルズ」とも呼ばれ、有名な政治家や大手企業の社長が住んでいます。
コンクリートの高い塀に囲まれていて、外からは見えないようになっている邸宅ばかりです。
住んでいる著名人のプライバシーを保護するためです。
・特徴
①渋谷駅から徒歩5分程度でありながら、1区画が大きく閑静な高級住宅街
②伝統芸術や文化が日常に根付いている地域
③数多くの飲食店がありグルメ環境は抜群
④かつて200坪単位で分譲されたという歴史の名残もあり、1区画が大きく立派な邸宅が集中している場所
⑤建築制限があり高い建物がない
⑥特に松濤1丁目と2丁目、神山町には200㎡以上という建築ルールがあり、大きな区画で余裕をもって建てられた大邸宅が並んでいる。
高級住宅地とも言える、建築の条件がすごいですね。。。
選ばれた人しか住めないエリアとも言えましょう。
ちなみに、 1平方メートルあたり:170万円、坪単価:562万円 です。
2位 インターナショナルな南麻布(港区)

南麻布も高級住宅地として知られており、多くの高級住宅やマンションが立ち並んでいます。
外国人富裕層や外交官、ビジネスエグゼクティブがこの地域に住んでおり、
静かで閑静な住環境を求める人々に人気があります。
・特徴
①10ヶ国以上の外交使節館
南麻布には多くの外国の大使館や外交使節館が立地しています。
アメリカ、フランス、オーストラリア、カナダ…日本にいながら海外気分も味わえそうなほどです。
これが国際色豊かなコミュニティを形成し、国際交流が盛んな面でも人気があります。
なので外国人住民にとっても、便利で安全な場所として南麻布は魅力的です。
海外の方からも人気のエリアの一つですね。
②アクセスの良さ
更に南麻布は東京都心へのアクセスが便利で、青山や六本木などの中心エリアからアクセスしやすいです。
…アクセス地も高級エリア(笑)
地下鉄やバスなどの公共交通機関も整備されており、都心部への移動が簡単です。 車を持たずとも十分ですね。
こちらは、1平方メートルあたり:233万、坪単価:770万円です。
松濤に比べると条件がそこまで厳しくないので、価格も麻布のほうが高いのかもしれません。
3位 日本を代表するお屋敷街 成城(世田谷区)

東京都世田谷区に位置する住宅地です。
東京都心からわずかに離れた場所にありますが、こちらも名のしれた高級住宅地です。
・特徴
①学園都市
成城には成城大学や成城学園といった学校が集中しており、学園都市としての性格も持っています。
②自然環境
自然に恵まれており、成城大学キャンパス内には美しい庭園と池があり、公開されています。
また、尾根山公園や多摩川へのアクセスも良いため、自然を楽しむことができます。
③アクセス
成城は東京都心へのアクセスが便利で、小田急線の成城学園前駅などの鉄道駅があります。
また、バス路線も整備されているため、都心への通勤や通学が比較的容易です。
学園都市でもあるため、交通の便は軍を抜いていると言っても良いでしょう。
④住民の多様性
成城には日本国内外からの住民が多く、国際的なコミュニティが形成されています。
多様な文化に触れる機会が多くあります。
成城は都心から離れた場所に位置しながら、高級住宅地として自然や文化との調和を楽しむための魅力が豊富な地域です。
⑤成城憲章
成城には、「成城憲章」という紳士協定があるそうです。
内容としては、
・成城での建築や開発に伴って遵守すべき事項
・低層住宅地の保全
・敷地の細分化の制限
・生け垣や樹木などの敷地内の緑の保全
・建築物の隣地境界線からの後退
・周辺環境に影響の大きい集合住宅の制限
・大規模開発と街並みとの調和
・街並み景観や美観への配慮
・国分寺崖線地域での地下室利用の制限と水源への配慮 ・駐車場の周辺整備への配慮
とありました。
住民が主体となって、地域に貢献し、築き上げている街のようです。 地域のコミュニティは手厚いのが伺えます。
成城は1平方メートルあたり:77万円、坪単価:255万円です。
4位 全国的に有名な高級住宅地の代表 田園調布(大田区)

「東の田園調布、西の芦屋」といわれるほど全国でも有名な高級住宅地が田園調布です。
・特徴
①2024年に発行された1万円札の顔「渋沢栄一」の縁の地
田園調布について調べたところ、街づくりを手がけたのは「田園都市株式会社」だったそうです。
東急グループの基になった会社で、現在の大岡山や洗足、田園調布の開発を行うため、1918年(大正7年)に設立されました。
そしてその発起人の筆頭は、「日本の資本主義の父」と呼ばれる実業家・渋沢栄一だったそうです。
②建築ルールがある
松濤と同じように、田園調布にも「田園調布憲章」という美しい街並みを守るための建築物ルールがあります。
田園調布憲章には
「建物の高さは地上2階、9メートルまで」「ワンルームの集合住宅の建築は不可」「植栽の石垣をできるだけ取り入れる」といったルールが示されています。
「高級住宅街」という町並みを維持するためにも、各住宅地でこのような取り決めがなされているようですね。
田園調布は1平方メートルあたり:75万円、坪単価:249万円です。
松濤と比べると1平方メートルあたり100万円の差が出ました。。。
5位 緑豊かな高級住宅地 池田山(品川区)

池田山は、東京城南地区にある高台5か所の総称である城南五山の1つで、ブランドエリアとして人気を集めています。
大正時代末期から次第に宅地として開発され、都内でも有数の高級住宅地として知られています。
・特徴
①環境の良さ
池田山は美しい景観や静寂な環境が整っています。
中でも「池田山公園」はパワースポットとなっており人気のスポットです。
地形の特徴を生かした池泉回遊式庭園が有名です。 公園が近くにあるので、子育て層には嬉しいポイントです。
高級な不動産と閑静な住環境が、魅力的です。
②アクセスの良さ
池田山の最寄りの駅は 五反田駅です。
五反田駅からは、JR山手線、三田や日本橋を通る都営地下鉄浅草線、五反田〜蒲田間を結ぶ東急池上線の3路線が利用できます。
JR山手線の利用で、五反田駅から品川駅までは6分、渋谷駅までは8分程度と都心へのアクセスが抜群によいのが嬉しいところ。また、五反田駅からはバスも豊富で、川崎駅のほか、世田谷区民会館行きや六本木ヒルズ行きのバスも出ています。
東京都心へのアクセスが便利で、ショップ、レストラン、カフェ、文化施設などが充実しています。
公共交通機関も整備されており、都心部への移動が簡単です。 他のエリアと共通して、やはりアクセスの良さは人気のポイントです。
池田山は1平方メートルあたり:132万円、坪単価:436万円です。
高級住宅地のポイント
共通すること
都内の高級住宅地5箇所について、まとめてみましたが、高級住宅地には共通するポイントがあることがわかりました。
それは
①アクセスの良さ
徒歩でも行ける周辺へのアクセスの良さと、いくつかの路線やバスの使い勝手がいいことです。
「高齢になっても、行きやすいところ」は生活する上で重視したいですよね。
②閑静で、自然が近くにあること
やはり、都会で生活していても、自然は恋しい…人間の性かもしれませんね。
③地域独自のルールがある
建築ルールや、その土地のルールが少し厳しいように思います。
けれども、だからこそこの環境が維持できているのでしょうね。
④国際的な豊かなコミュニティ
国内のみならず、海外の方の注目を集めるエリアであること。
海外の大使館が多く存在するエリアに高級住宅街がみられるようです。
国際交流は魅力的ですね。…八王子市ももっとグローバル展開を願います。
おおまかな共通点はこんなところでしょうか?
では… おまたせしました。
八王子市内の高級住宅地エリアについて
は、長くなりますので次回お届けします。
今回はここまで。
負けず劣らずの八王子市の魅力と浅川不動産の八王子愛をご紹介します。
八王子市内の物件のご相談は
【世界一八王子に詳しい浅川不動産屋】へ(^^)