
実家じまいはいつから?親が元気なうちに考えるべき理由を世界一、八王子に詳しい不動産会社が解説
皆さん、こんにちは。世界一、八王子に詳しい不動産会社の浅川不動産です。
「親はまだ元気だけど、実家のことっていつから考えればいいんだろう?」
「将来、誰も住まなくなった実家はどうすればいい?」
「実家じまいの話を親にするのは、なんとなく切り出しづらい……」
親御さんが元気なうちは、実家の将来について話す機会はなかなかないものです。
特にお盆や年末年始など、久しぶりに実家へ帰省したときに、以前より増えた荷物や高齢になった両親の姿を見て、ふと「この家、将来どうするんだろう?」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、浅川さんによると、実家じまいは「困ってから考える」のではなく、親御さんが元気なうちから考えておくことが大切なのだそうです。
そこで今回は、世界一八王子の物件に詳しい不動産会社を目指す浅川不動産の浅川さんに、「親の家、このままで大丈夫?実家じまいはいつから考えるべき?」というテーマで、実際の経験も交えながら率直にお話を伺いました。
この記事の内容についての浅川不動産代表・浅川さんへのインタビュー元動画はこちらです↓
//www.youtube.com/watch?v=K1KJWU5jpu8
「親が元気なのに実家の話をするのは失礼?」浅川さんの答えは真逆でした

最初に私が気になったのは、実家じまいを親へ切り出すタイミングです。
親が元気に暮らしているのに、
「この家、将来どうする?」
なんて聞くのは、少し失礼な気もします。
そこで浅川さんに、
「角が立たない聞き方ってありますか?」
と聞いてみました。
すると浅川さんは、少し困ったように笑いながら、
「そういうの、僕はとても苦手なんですよ。僕はもう直球を投げる人だから、『あなたどうするの?』って聞いちゃいます。」
とのこと。
なんとも浅川さんらしい答えです。
ただ、ここから話は一気に真剣になります。
「でもね、『元気なうちに言うのは失礼かな』って思うかもしれないけど、元気なうちにやらないとダメですよ。」
これは今回のお話の中でも、とても重要なポイントでした。
実家じまいは「何歳から」ではなく、不安を感じ始めたら考える

では、具体的に親が何歳になったら実家じまいを考えるべきなのでしょうか。
60代?
70代?
それとも80代になってから?
浅川さんの答えは、意外とシンプルでした。
「実家じまいしようかなって思ったタイミングから動けばいいんじゃないですか。」
もちろん、まだ50代前半で元気に働いている親御さんに、すぐ家を処分してもらう必要はありません。
ただ、
「最近、親も年を取ってきたな」
「この家を将来使う人はいないな」
「もし親が住めなくなったらどうするんだろう」
そんな不安が頭に浮かび始めたのであれば、少しずつ家族で話しておいても早すぎることはないといいます。
その理由は、年齢を重ねれば重ねるほど、実家じまいそのものが大変になっていくからです。
浅川さんは、
「頭が回らなくなって、体も動かなくなってから難しい話をしても大変なんですよ。」
と話します。
家を売るのか、貸すのか。
どこへ引っ越すのか。
家財道具をどうするのか。
こうしたことを考えるには、本人の判断力も体力も必要です。
さらに引っ越しまで伴うとなれば、高齢になってからでは大きな負担になります。
「立ち上がるのも一苦労っていう人に引っ越しさせるなんて、とんでもない苦行じゃないですか。」
少し強い表現ですが、「だからこそ元気なうちに」という浅川さんの考えがよく伝わってきました。
浅川さん自身も「実家をどうするか」が決めている

ここで浅川さん自身の実家についても聞いてみました。
浅川さんのご実家は栃木県にあり、浅川さんは一人っ子。
そして、将来的に栃木へ戻って暮らす予定はないそうです。
つまり、ご両親が住まなくなれば、その家を浅川さん自身が住居として使う可能性は低い。
「それはもう分かっている話なんだから、早めに話しておいた方がいいですよね。」
浅川さんの場合、ご両親が住まなくなった後は、実家を貸すことを考えているそうです。
ここで大切なのは、「実家じまい=必ず売却する」ではないということ。
売却する方法もあれば、賃貸として誰かに住んでもらう方法もあります。
家族の誰かが住むという選択肢もあるでしょう。
重要なのは、
誰も住まないまま、何となく放置し続けないこと。
なのです。
誰も住まない実家を放置すると何が困る?

では、誰も住まなくなった実家をそのまま残しておくと、具体的にどんな問題があるのでしょうか。
浅川さんが最初に挙げたのが税金です。
「まず、無駄に税金を払わなきゃいけない。」
所有している以上、原則として固定資産税などの負担は続きます。
誰も住んでいなくても、家を使っていなくても、所有しているだけで維持コストは発生します。
さらに問題なのが、建物や敷地の管理です。
庭の草が伸びる。
建物が傷む。
人の出入りがなくなる。
周囲から見ても明らかに空き家だと分かる状態になる。
浅川さんは、
「放置しっぱなしって、普通に迷惑ですよね。草ぼうぼうになったり、廃墟になって変な人が入ったり、火が出たら大迷惑でしょう。」
と話します。
自分たちにとっては「思い出のある実家」でも、管理されなくなれば近隣住民に影響を与える可能性があります。
だからこそ、誰も住まなくなることが分かっているのであれば、売る・貸す・家族が使うなど、次の使い道を考えておくことが大切なのです。
実家を放置すると「相続」が想像以上に複雑になることも

ここから、浅川さんが実際に経験した印象的な話をしてくれました。
ある物件を処分するため、甥御さんが八王子へ相談に来られたときのことです。
ところが、手続きを進めている最中にご家族が亡くなり、相続関係が一気に複雑になってしまったそうです。
お子さんが複数いて、さらにそのうちの一人がすでに亡くなっている。
そうなると、次の世代まで関係してきます。
結果として、
「10人ぐらい相続人がいることになっちゃって。」
と浅川さん。
私は思わず、
「そんなに増えるんですか?」
と聞いてしまいました。
不動産を処分するためには、まず誰が権利を持っているのかを整理しなければなりません。
ところが相続が何代にもわたってしまうと、その確認だけでも大変になります。
浅川さんが経験したケースでは、物件価格は300万円ほど。
ところが、多数の相続人を確認し、必要な手続きを進めるとなれば時間も費用もかかります。
「そのために手間もお金もかけられないって話になって、おじゃんになりましたよ。」
価値のある不動産を持っているにもかかわらず、権利関係が複雑になりすぎて処分が難しくなってしまう。
これも、実家や不動産を長期間そのままにしておくリスクの一つです。
親が認知症になってからでは、家を自由に売れないこともある

さらに重要なのが、親御さんの判断能力です。
「親の名義の家なんだから、必要になったら子どもが代わりに売ればいい。」
そんなイメージを持っている方もいるかもしれません。
しかし、実際はそんなに簡単ではありません。
私は浅川さんに、
「親が認知症になってしまうと、家が売れなくなることもあるんですか?」
と聞いてみました。
すると、
「そうです。本人の意思で売買できない状態になると、そのままでは取引できません。」
とのこと。
例えば、自分の名前や取引内容を十分に理解できない状態で不動産を売却しようとしても、本人の意思確認ができません。
浅川さんが話していたように、本人の意思とは関係なく周囲の人間が勝手に財産を処分できてしまえば、大きな問題になります。
そのため状況によっては、成年後見制度などを利用する必要が出てきます。
そして浅川さんによると、そうした手続きには相応の時間や労力が必要になるケースがあります。
「手間も、お金も、時間もかかるんですよ。」
だからこそ浅川さんは、
「本当に言うと、息子さんやお嬢さんたちがバタバタする前に、持っている本人が元気なうちに考えるべきなんですよ。」
と話します。
実家じまいは、残された家族だけの問題ではありません。
家を所有している本人が、自分の意思をしっかり伝えられるうちに将来を考えておく。
これが家族にとっても大切なのです。
実家じまいで避けて通れない「大量の荷物」
実家じまいを考えるとき、不動産そのものと同じくらい大変なのが荷物です。
私自身も先日実家へ帰省した際、
「こんなに物があったんだ……。」
と改めて感じました。
長年暮らしてきた家ですから、当然といえば当然です。
押し入れ。
物置。
タンス。
食器棚。
昔の家電。
思い出の品。
本人にとっては大切な物でも、子どもの世代からすると使い道がない物も少なくありません。
浅川さんが例として挙げたのが、昔ながらの桐のタンスです。
「2階の奥の部屋に、大昔の桐のタンスが置いてあったりするでしょう。」
今の住宅はクローゼットなどの収納があるため、大型のタンスを使わない家庭も増えています。
しかも大型家具は重く、素人だけで2階から運び出すのは危険です。
そこで選択肢になるのが、不用品処分を行う専門業者です。
不用品処分は、まず家族で「残す物」を決めてから

とはいえ、いきなり業者へ、
「全部捨ててください。」
とお願いするのも考えものです。
浅川さんは、まず家族で必要な物を確認することを勧めます。
「必要な物は家族が持って帰っちゃうでしょう。」
親にとって大切な物。
兄弟姉妹が欲しい物。
思い出として残しておきたい物。
価値のある物。
それらを家族で確認して、「誰もいらない」と決まった物だけを最後に処分する。
そうすれば、
「あれ捨てちゃったの?」
という後悔や家族間のトラブルも防ぎやすくなります。
処分費用については、荷物の量や搬出の難しさによって変わるため、一概には言えません。
1階の玄関近くにある家具と、2階の奥から運び出す大型家具では作業量も違います。
そのため浅川さんも、
「それは見積もりですよ。先に出してもらって検討すればいい。」
と話していました。
実家じまいだからと焦って全部処分するのではなく、家族で整理→残す物を決める→不要な物を見積もってもらうという順番で進めるとよさそうです。
お盆や年末年始は「実家をどうする?」を話すきっかけになる

では、家族が集まったときに何を話しておけばいいのでしょうか。
浅川さんの答えは、とてもシンプルでした。
「どうするかですよね。」
売るのか。
貸すのか。
兄弟姉妹の誰かが住むのか。
将来的に誰が相続するのか。
まずは家族の考えを確認しておくことです。
もちろん、相続財産をどう分けるかといった専門的な内容については、不動産会社だけで判断できる話ではありません。
必要に応じて司法書士や弁護士、税理士など適切な専門家へ相談する必要があります。
一方で、
「この家を売るとしたらどうなる?」
「貸すことはできる?」
「八王子の実家はいくらくらいで売れそう?」
「空き家になる前に何をしておけばいい?」
こうした不動産そのものについての相談であれば、不動産会社が力になれる部分です。
浅川不動産なら、不動産以外の専門家にもつなげられる

今回のインタビューの最後に、
「実家じまいを考えている方へメッセージをお願いします。」
と浅川さんに聞いてみました。
返ってきた答えは、実に浅川さんらしいものでした。
「ぜひ、うちに来てください。」
そして、こう続けます。
「不用品処分会社さんとか、司法書士さんとか、必要ならその場で連絡できますので。」
実家じまいは、不動産会社だけですべて完結するものではありません。
不用品処分が必要になることもあります。
登記や相続関係の確認が必要になることもあります。
場合によっては法律や税金の専門家が必要になることもあるでしょう。
そんなときに、「これは誰に相談すればいいんだろう?」と一から探すのは大変です。
浅川不動産が長年八王子で不動産に携わってきたからこそ、必要に応じて地域の専門家へつなげられる。
これは、八王子で実家じまいや親御さんの家について悩んでいる方にとって、大きな安心材料の一つではないでしょうか。
まとめ|実家じまいは「親が元気なうち」が一番動きやすい

今回、浅川さんのお話を聞いて特に印象に残ったのは、
「元気なうちにやらないとダメですよ。」
という言葉でした。
実家じまいというと、
「親が亡くなった後に考えるもの」
「空き家になってから考えればいい」
と思ってしまいがちです。
しかし実際には、親御さんが元気で、自分自身の意思を伝えられ、家族みんなで話し合えるうちの方が選択肢は多くあります。
売る。
貸す。
家族が住む。
荷物を少しずつ整理する。
将来誰が引き継ぐのかを話しておく。
すぐに実家を手放す必要はありません。
大切なのは、「まだ大丈夫」と何も考えずに先送りし続けないことです。
特に八王子市内に実家があり、
「親だけで暮らしているけれど、この先どうしよう。」
「将来空き家になる可能性がある。」
「兄弟がいるので相続が少し心配。」
「売却と賃貸、どちらがいいのか分からない。」
そんな悩みがある方は、まずはご家族で実家の将来について話してみてはいかがでしょうか。
そして、不動産について分からないことが出てきたら、ぜひ浅川不動産へご相談ください。
八王子の不動産売却や空き家、実家じまいのご相談はもちろん、購入をご検討の場合には仲介手数料無料でご紹介できる物件についてもご案内しています。
「まだ売ると決めていないけれど相談してもいい?」
そんな段階でも大丈夫です。
世界一、八王子に詳しい不動産会社を目指す浅川不動産が、ご家族の状況を伺いながら、これから実家をどうしていくのがよいのか一緒に考えます。
世界一、八王子の物件に詳しい不動産屋
(※無理な営業は一切ありません)

