マンションの修繕積立金について
皆さんお元気ですか??
先日お世話になった飲食店のお姉さんが、
瓶の蓋が空かずに四苦八苦していたので、
ちょっと声をかけてみました。
浅川
「お姉さん、その瓶ちょっと貸して。」
お姉さん
「お願いします。」
蓋におしぼりを当ててひねってみると、
実にあっさり開きました。
しばらくぶりの更新ですが、
浅川はとても元気です。
さて、話は変わります。
お住まい探しは選択の連続です。
最初の段階の選択事項として、
戸建にするか、マンションにするか。
八王子ならば、そこからスタートなさる方が
多いと思います。
どちらにもメリット、デメリットがあります。
その件については、また別の機会に。。
今日はマンションの修繕積立金についての話です。
マンションをお求めになる際、
頭に入れておかないといけないことがあります。
・毎月のローンのほかに、
管理費と修繕積立金が発生します。
・ローンが終わっても、
管理費と積立金は発生します。

ご主人
「住宅ローンの返済が9万円/月で、
管理費と積立金が合わせて2.5万円。
合計11.5万円ならなんとかなるな。」
こんな考え方をなさる方は珍しくありません。
どうでしょう??
何とかなりそうですか??
浅川の判断。
黄色信号です。
修繕積立金は、必ず上がります。
建物は築年数と共に古くなっていく。
となると、修繕しないといけない場所も増えてくる。
当然に修理に必要なお金も増額していきます。
上の例の場合、11.5万円/月の支払が
ギリギリであるなら、将来キビシクなるかもです。
築の浅いマンションで、積立金が不自然に安い場合、
絶対に気をつけたほうがいいです。
別に物件そのものに問題があるわけではない。
将来的に、確実に積立金が上がることを
理解しておけばいい話。
新築時の販売をしやすくする為、
最初の積立金が無計画に安い場合も
珍しい事ではないんです。
お客様
「積立金、5,000円/月??
めっちゃ安いじゃん!!」
浅川
「最初だけだと思いますよ。
むしろ、その金額で済ませていた年数分、
将来の負担は増えていくはずです。」
ちなみに、平米単価で300円/㎡くらいが相場のようです。
(建物の階数、規模によって数字は大きく前後します。)
では、どうしたらそのリスクを知ることができるか。
・重要事項に係る調査報告書を確認する。
この書面には、積立金等の滞納の有無、
過去の大規模修繕の履歴、
大規模修繕の予定等の記載があります。
・長期修繕計画書を確認する。
この書面がない物件は、そもそもNGです(笑)。
(でもたまにそんな物件もあります。)
積立金が将来的に足りているかどうかの
確認をすることができます。
事前に知っていれば、割と簡単なことです。
そして、この2種類の書面を出さずに
物件を進められた場合、
その不動産屋さんとは縁を切ったほうがいいと思います。
知らないのか、だまそうとしているか
どっちかでしょうね(笑)。
大半のマンションはそれなりに
管理はできています。
でも、たまーーーに
「ヤバい物件」
も混じっていますので。
最後までお目通しいただき、
誠にありがとうございました。
今後とも浅川と浅川不動産(株)、
弊社スタッフ一同をよろしくお願いいたします。