ごみ屋敷再生への道
皆さんお元気ですか?
本当に今日も暑かったですね。
でも明日から台風が来るそうで、今日の内に外に出しているものは取り込むようにとのことでした。
さて、今日はずっと待ち焦がれていた連絡がございました。
弁護士さん
「浅川さん、やっと裁判所の許可が出ました。処理してください。」
この連絡をもう一月以上待っていました。
何のことかわかりませんよね??
4月の中頃に、弁護士の先生から中古物件の売却依頼をいただきました。
「破産管財物件」というやつで、住宅ローンの返済が滞ってしまった方の物件を
売却して、その方の借金の返済に当てましょうという流れになります。
私はすぐ物件を見に行ったのですが、私の感覚ではもうごみ屋敷でした。
テレビでやってるような、床も見えないというような本物のごみ屋敷ではないのですが、
本当に物の多い家でした。
不思議なくらいに同じものがたくさんあるです。
バスクリンが5缶、蚊取り線香の缶が8個、ハンガー数百本、
期限切れの家庭用常備薬等、理解に苦しむ量の物にあふれていました。
↑ 1階の和室です。
↑ 本来は和室から廊下に出ることができるはずですが、物に完全封鎖されてました。
↑ キッチンです。(写りこんでいるのはごみ回収の業者さんです。)
整頓されているようですが、油とたばこのヤニと埃にまみれてベタベタしています。
↑ 2階のクローゼット。
絶対に袖を通したくないような状態の服があきれるくらいたくさんありました。
お断りいたしますが、この物件は平成18年築の大変程度のいい物件なんです。
南道路で並列に車も止められます。
しかし、せっかくお問い合わせをいただいても、実際にお客様がご覧になったら
ドン引きしかねないような室内です。
物を圧倒的に減らさないと、掃除のしようもございません。
自分でごみを処理しようにも、裁判所の許可がないと勝手に処分できないんです。
そしてついに今日、裁判所の許可が下りました。
最初に記載いたしました弁護士さんの電話がそれです。
業者さんは本当に手際よくごみを2トン車に積んでくださいました。
私は物が無くなった場所をひたすら磨いて歩きました。
本当に暑かったです。
まだ途中ですので、今日はこの写真のみです。
あのゴチャゴチャだったキッチンが本当にすっきりしました。
明日はお天気が悪いようですので、きっちりと磨きに行ってまいります。
もしこちらの物件にご興味がございましたらご覧くださいませ。
→ 八王子市戸吹町中古戸建 1,380万円
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
今後とも浅川不動産をよろしくお願いいたします。