建売ですけど何か?(建物ができるまで その5)
皆さんお元気ですか?
関東はもう梅雨明けでしょうか?ベラボーに暑いですね。
とはいえ、明日からまたすっきりしないようですので、お洗濯は今日中に。
今日は5時には目が覚めていました。
新規物件がたくさんあるのに写真を撮れていないのが
気になっていたんだと思います。
カーテンから漏れる陽の光で私は飛び起きて、6時には現場を回ってました。
お昼から別の用事があったので、事務所に戻ったのは10時でしたが、
思っていた現場は全部回ることができました。
普通の職場だったらまだ朝礼が終わったばかりでしょうか?
明るい時間を有効に利用できるのって気持ちいいですね。
閑話休題、ずいぶん前に当ブログで
「建物出来るまで」というシリーズを企画しました。
「その4」まで記載して、結果放置・・・・・。
しばらくサボっていたら、その物件は
・・・・・・・・・・・・・・。
とっくに完成してしまいました!!!
気を取り直して、建築中の全く別の現場のご説明をさせていただきます。
今日は建物の外壁の話です。
建売物件の場合、外壁の70%はサイディングボードという
外壁材を使っているそうです。
浅川不動産のHPに掲載している物件の90%はサイディングボード
を採用しているはずです。
サイディングボードは耐火性、施工性に優れています。
また、バリエーションも豊富です。
もちろん、目安として10年に一度、屋根と一緒にメンテナンスは必要です。
今日の現場はちょうど外壁材を張り付けている最中でした。
↑ 建物は開口部以外はすべて防水シート(白いシート)で覆われます。
シート上に上下に向かって木材を張り付けてあります。
↑ 近づいてみました。
等間隔に打ち付けてある木材にサイディングボードを張り付けていきます。
もちろん専用の金物を媒介にします。
↑ ドアップです。
防水シートとサイディングボードの間に
木材の幅分の隙間が空くのがわかると思います。
(指一本分くらい)
↑ 同じ位置から真上を撮ってみました。
地面から立ち上がった外壁と、外壁から垂直に立ち上がった
バルコニーの隙間です。
外壁材と建物の躯体の部分に、建物全体に隙間をあけてあるのがわかると思います。
建物全体に通気性を取っているのが今の建物です。
もちろん、最も大事な基礎部分も基礎パッキンという材を使って通気性
を確保してあります。 → 基礎パッキン(建物のできるまで その3)
木造家屋は当たり前ですが、材料の大半が木材です。
そして、基本木材はシケたら腐ります。
腐った木材に強度はありませんし、
更に恐ろしいことにシロアリの餌になります。
今の建物の湿気対策はよく考えられています。
もちろん、サイディングボードのグレードもピンキリですが。
↑ 外壁材とは別の話ですが、ごっそり積んである断熱材です。
この断熱材は柱と柱の間にビッチリ詰め込んでいきます。
「最近の建売物件は、決して悪いもんではないですよ。」
「安心してお求めください。」
という事を言いたくて、今日の記事を書かせていただきました。
最後までお目通しいただきましてありがとうございます。
今後とも浅川不動産をよろしくお願いいたします。