摩訶不思議??
皆さんお元気ですか?
三寒四温と言いますが、日に日に暖かく、そして日が長くなっていきますね。そして春の訪れと共に、花粉もやってまいります。
私は先日のくしゃみ8連発で春を感じました。
さて、本日のホットな話を。(若干の戸惑いといらだちと共に。)
先日ご案内を差し上げたお客様より、物件の購入申し込みを頂戴いたしました。販売図面では車は1台しか止められない為検討外だった物件ですが、現地を見てみると小さな車なら3台も駐車可能な物件で、日当たりもとてもいい。ご主人はとてもお気に召してくださいました。
その物件には先にお申し込みが入っていて、住宅ローンの内定が出たらご契約という事になっていることは、事前に売主さんに確認して了解済みです。その物件を私のお客様にお求めいただくには、私のお客様に先にローンを通していただく必要があります。仲介業者の腕の見せ所です。(自信あり。)
私はお申し込みを頂戴して売主さんにFAXすると同時に、お客様と住宅ローン審査の書類を作成しました。先日は水曜日の為、売主さんは不在。夜にもなっていたため、仕事はそこまで。翌日(今日・木曜日)は朝一番から銀行めぐりです。
本日、朝一番に売主さんから電話がありました。
売主「おはようございます。お申し込みありがとうございます。ちょっとお客さんの件で質問があるんですけど。」
浅川「お電話ありがとうございます。ローン頑張りますんで。」
売主「そのお客さん、火曜日に同じ号棟にお申し込みいれてますよ?」
浅川「え??でもご主人、昨日初めて物件見てますよ。車3台置けるって感動してましたし。」
売主「そうなんですね。交通整理しないとややこしくなっちゃいますね。」
浅川「わかりました。買主さんに確認します。」
上記のやり取りでご理解いただけますか??私のお客様は前日に他の仲介業者さんから同じ物件にお申し込みを入れているとの事。でも、お客様はその物件を始めてご覧になっています(たぶん演技ではないし、演技する理由もない。)。
その件をご主人に確認をしたところ、ご主人はとても驚かれました。そして、しばらくしてから以下の事実が判明しました。
・ご主人と奥様はそれぞれ物件探しをしている。
・奥様は火曜日、狛江の仲介業者に依頼して今回の物件をご覧になった。
・現地で、ノートの一部にご主人の住所と名前を記載させられた。
・奥様は「この物件仮押さえってできるんですか?」と仲介業者に聞いた。
・このことをご主人は全く知らなかった。
上記の内容が火曜日のお申し込みの真相です。
ご主人に確認をしてもらいましたが、奥様は決してお申し込みをしたつもりはないし、間違っても申込用紙に記入はしていないとのことです。
どう思います??
仲介業者が購入のお申し込みを、名義人に確認することもなく勝手にしている。
大問題です。
名義人のご主人はまさに寝耳に水。だって見たこともない3,380万円の物件の申し込みをしたことになっているんです。ご主人は狛江の業者さんにクレームのお電話をなさいました。
しかし、先に入った申込みについては、ローンの結果待ちということでしたが、お客様がご自身でネットバンクで審査しているだけで、ローンの書類は私の事務所で初めてお書きになっています。結局その業者は申込用紙を作っただけで、その業者本人は何もしていないという事のようです。
物件購入のお申し込みにもいろんな温度があるもんだなと、改めて認識いたしました。こんな強引な営業してもお客様は引いていくだけなんですけどね。
では浅川はどんな営業をするかって??
本人全く自覚はないのですが、前々職でお客様より頂戴したアンケートに、
「押しの強さは天下一品」
とのコメントを頂戴したことがあります。
そのアンケートから6年ほどたっていますが、少しは丸くなったでしょうか???