川のそばに住むという事
皆さんお元気ですか??
すっかり春めいてい参りましたね。
まぁ、目が痒い!!!
まぁ、鼻が出る!!!
冗談抜きで、無節操に植林している杉の木
(伐採する予定すらない奴!!)を
全て引っこ抜きたい気分です。
できもしない話はさておいて。
先日ご案内差し上げたお客様とのやり取りです。
浅川
「条件に見合う物件の中で、
ご予算にハマってくるのは
こちらになりますね。」
お客様
「思ったより駐車しやすいし、
もっと言うと結構日当たり良いですね。」
実はこの物件にたいして、
浅川とお客様の前評判は低かったんです。
やっぱり実際に現場には
行ってみないと解らないものですね。
ただ、ひとつお客様の懸念材料が。
川が近いんです。
そして、八王子市洪水ハザードマップでは
微妙に色がついている所です。
お客様は一度、
洪水の被害を経験なさっているとの事。
お客様
「本当に怖かったんですよ。
体験しちゃうとね。」
実は浅川の家は川っぷちにございます。
家の北側は遊歩道を挟んで大沢川です。
購入時の平成17年当時、浅川は
「東京で川が溢れることなんてない!!!」
と、思い込んでいました。
〇 もう川っていう川は
護岸工事しちゃってんじゃん。
〇 「これでもか!!」
ってくらい、ダムが仕込んであるじゃん。
この2点が浅川の思考の根拠です。
学生時代、浅川はサイクリング部に在籍して、
辺鄙なところを自転車で走り回っていました。
相当な山奥の川にも人の手が入っていて
うんざりしたのを覚えています。
(川をいじると川が死ぬんです。)
ところが・・・。
ゲリラ豪雨
今までの大雨の概念が思いっきり変わりました。
初めてゲリラ豪雨に合ったのは、
営業中の車中です。
思いっきり命の危険を感じ、
ハザードを焚いて路肩に車を
止めたのを覚えています。
(追突の危険も感じましたが。)
心底驚いたのが、
私から家を買って下さった方の
並びの家が、土石流に押し流されて
高台にあった家が路面まで
崩れ落ちてしまった時です。
私のお客様のお宅は
10棟並んでいる中の1軒です。
驚くやら申し訳ないやら。
後でご挨拶にお伺いしましたが、
「浅川さんが悪いわけじゃないよ。」
と言って下さったのがせめてもの救いでした。
(崖のリスクは十分ご説明していましたので。)
先のお客様とのやり取りに戻ります。
お客様
「でも、事前に逃げることができれば、
被害は火災保険で
担保できるんですよね。」
なるほど。
そんな発想は浅川にはありませんでした。
でも、これは不動産営業から
お客様に申し上げていいセリフではないかも。
営業がするべきは、その物件に対して、
知っているだけの事実と、
いろんな情報源をお伝えすることですね。
最終判断はあくまでもお客様ですので。
今日も最後までお目通しいただき、
誠にありがとうございました。
今後とも浅川と浅川不動産(株)を
よろしくお願いいたします。