アイミツを取るという事
お元気ですか??
八王子ではまだまだ雪の残っている所が
ありますが、気温はだいぶ上がってきました。
ダウンジャケットを着て自転車に乗ったら、
軽く汗ばんでしまいました。
春はもうすぐです!!
さて、今日は相見積について書いてみます。
「アイミツ」なんて言いますよね。
浅川も以前乗っていた車を売却する際は、
一括買取査定サイトに登録。
後日、3社の業者さんが日時を合わせて
来てくれました。
その中で一番高値を付けてくれた業者さんに
買い取ってもらうことに。
残り2社は無駄足を踏んだことになります・・。
2社の方には申し訳ないのですが、
この行為は当然の商行為ですよね??
「売り手」は一円でも高く売りたいですし。
そして、自身が「買い手」に回る際は、
一円でも安く買いたいですよね。
浅川は自宅の冷蔵庫を買うのに
5件の家電量販店を回りましたが、
最高値と最安値には
実に3万円
くらいの開きがありました。
売るときも、買う時も、
「アイミツ」ってすごく大事です!!
では、お家を買う際のアイミツって??
物件探しの段階なら、
大いにやっていただいて結構です。
そもそも、会社、営業マンのカラーって
間違いなくございますので。
本当にいろんな営業マンがいますから。
(お前が言うな?!)
しかし、同じ物件に対して、
2つの会社からお申し込みを入れるのは
絶対に止めた方が良いです。
「同じ物件に2社から申し込み??」
訳わかりませんよね。
でも、そういう事をなさるお客様も
いらっしゃいます。
・暁町 新築戸建て 1号棟2,980万円が気に入った。
・後はできるだけ安く買いたい。
・A社から、2,780万円で申し込みをいれた。
・でも、もう少し安くならないかしら??
・そこで、B社から2,680万円で申し込んでみた。
大体こんな流れでしょう。
こうなると、最初の業者と後の業者で
いかに大きな値引きができるか、
期待できそうに思えますよね???
この場合、99%話は壊れます。
A社が、2,780万円でお申し込みを入れて、
何とかその値段でまとめたとします。
そこにB社から2,680万円で
申し込みが入った場合、
売主
「ごめんなさい。
さっき、2,780万円で
申し込み入ったんですよ。」
B社
「解りました。」
って引っ込む仲介業者はいません!!
B社
「だったらうちは、
2,800万円で申し込み入れますよ。」
売主
「頑張ってください!!」
A社に対して、2,780万円でOKを出していても、
まだ契約前なら売主さんは買主さんを選べます。
(買主さんも一緒ですよね。)
そこで、売主さんはA社に連絡します。
売主
「すみません。1号棟なんですけど、
2,800万円で申し込み入りそうなんです。
どうします??」
(決して入ったとは言ってません。
実際、入ってないし。)
A社
「マジっすか??
うちもお客さんにそれ話します。
期限はいつまでですか??」
売主
「明日契約って言ってます。」
A社
「解りました!!」
ここで大切なのは、同じお客さんが
同じ物件に申し込みをしているって、
この段階ではお客さん以外
誰も解っていないんです。
売主さんは、B社からは電話でのやり取り
しかしていませんので。
お客さんは、自分を競争相手にして、
物件の値段を釣り上げているんです!!
買主さん
「2,780万円でいけるって言ったじゃないですか??」
A社
「いや~。他のお客さんが
2,800万円で申し込みそうなんです。」
せっかく気持ちよくまとまりかけた話が
壊れてしまうのが、こういう時ですよね。
物件をお探しになる段階では、
いろんな業者さんを回るのも
間違いではありません。
でも、お申込み → 契約
って段階まで行ったら、
信頼できる業者さん
一社に絞った方が良いですよ。
浅川の接客は、基本隠し事無しです。
(駆け引きがとてつもなく下手。)
お客様もできる限り
オープンにこちらに接して下さると、
お互い気持ちのいいお取引になるんですけどね。
今日は少し生臭い話でした。
最後までお目通しいただき、
誠にありがとうございます。
今後とも、浅川と浅川不動産(株)を
よろしくお願いいたします。