火災保険、値段だけで選んでませんか??
皆さんお元気ですか??
熱海の土石流、酷いことになりましたね。
浅川の私見。
基本、山をいじっていい事はないと思っています。
(計画的な植林は別です。)
あんな急傾斜地を「切り盛り」すること自体がおかしな話だと思います。
更に、近くには大規模なソーラー発電所が・・・。その部分の保水能力は猛烈に下がっているはず。
昨今の気候は本当に荒っぽいものになってます。自然に対しては、もっと謙虚に。という戒めにしないといけないのかもしれませんね。
さて、ありがたいことにまたブログネタにリクエストを貰いました。
火災保険について。
後半は弊社の宣伝になります。
悪しからず。
まず、順序だてて考えましょう。
いくらの保険をかけるか
全焼・全壊した時、最高いくら貰えるか。
ですね。
高すぎる保険金をかけても仕方ないし、安過ぎたら、いざという時に役に立ちません。
ここで注目ポイント。
土地建物の契約書を見ると、建物代がわかります。八王子の建売物件だと、1,000万円前後ですよね。
「それなら1,000万円の保険に入ればいいか。」
それは違います!!!
建売物件だから1,000万円で建築できたんです。全焼して建て直すのであれば、その時は注文建築になりますね。
「絶対に1,000万円では再建できません!!」
お客様
「浅川さんの出してくれた見積もりよりずっと安いんです・・」
と、よその見積もりを見せてもらったことがあるのですが、保険金が1,100万円になってました。
はっきり申し上げます。
「それって、いざって時に役に立たない保険。安物買いの・・・ってやつですよ。」
水災担保をつけるか否か
水災(水害)とは、台風や暴風雨、豪雨などによる洪水、高潮、土砂崩れなどによる災害のことをいいます。都市部では、集中豪雨の際に、大量の雨水がマンホールや側溝から地上にあふれる都市型水害もみられます。
この手の被害には、水災担保型の保険に入っていないと保証されません。
担保型と被担保型では、保険料がまるで違います。表面上の安い保険料の見積もりを出すならば、当然被担保型の物を出せばいい。
でも、
・川が近い
・山を背負っている
そんな物件をお求めの際には、水災担保型の物に入っておく必要があります。
ちなみに、弊社が代理店をしているAIG損保は、昨年から水災不担保型が無くなりました。これから弊社でご契約いただける方、ご安心を。
自然災害のリスクに対して
水災・雪災・雹災に対しての被害にどういう保証がついているか。
これも表面上の保険料を安くする方法があります。
被害額がそのまま保証されるタイプ(上限はあります)と、免責額(AIGだと20万円)が付いたタイプがあります。もちろん、免責付きの物のほうが保険料が安い。
でも、特に雪災なんてそんな何百万もかかるケースは少ない。(八王子では)。
被害額は20万円前後であることのほうが多い。仮に、被害額が23万円だった場合、3万円しか出ないってことになります。
ずばり、免責額がないタイプにしておかないと、保険の意味がないと思います。
不測かつ突発的事故に対しての保険
ご存じない方も多いかと思いますが、現実的には最も使う可能性が高い保険です。
・実用例
〇 自分で階段から落として壊した掃除機の買い替え代を、保険会社に請求。
〇 化粧水の瓶を洗面化粧台に落として洗面台を割ってしまった方。これも修理代がそのまま出ています。
〇 小さなお子さんが頭を壁にぶつけて大穴を開けてしまった方。これも、工務店さんに修理代の見積もりを出してもらい、保険で応対できました。(お子様は全く無傷でした。念のため)
この
「不足かつ突発的事故に対しての保険」
を外すこともできます。
当然、保険料は安くなりますよね。でも、実は最も使う可能性が高い保険を外していいんですか??
一番大切なことは、お客様がご自身が加入なさる保険をしっかり理解なさっていること、そしてその物件に対して必要な保険に加入なさること、更に言えば、きちんとそれを説明してくれる人から火災保険に加入なさることでしょうね。
浅川
火災保険、値段だけで決めてませんか??
ちなみに、弊社でご紹介している保険は、上でご説明した条件はすべて満たしています。弊社で火災保険にご加入いただいた方、ご安心くださいませ。
今日も最後までお目通しいただき、
誠にありがとうございました。
今後とも浅川と浅川不動産(株)
弊社スタッフ一同をよろしくお願いいたします。