親子二代のお客様
皆さんお元気ですか???
猛烈に暑い梅雨が明けたと思ったら、8月はず~っと雨。
(HPの写真、どうしましょう。もう絶望的な気持ちです。。)
と思ったらこれから数日暑い日々が続くことになりそうです。皆さんお体にはくれぐれもお気をつけて。
さて、梅雨入り前のことです。浅川のスマホのラインにメッセージが入りました。
突然のお問い合わせ
お客様 「よう、久しぶり。娘が家捜してんだけど。」
驚きました。
以前、浅川から家を買って下さったお客様からのメッセージです。
浅川は不動産営業につく前に、工場で派遣社員として働いていました。(2年半、浅川暗黒期 その1)世に言うワーキングプアって奴です。そこで一緒に働いていた方が、浅川から家を買って下さいました。もう10年以上前の話です。
その時、とってもかわいらしい高校生のお嬢さんがいらしたのは覚えています。
すぐにお電話を差し上げました。
浅川 「お久しぶりです!!ご連絡ありがとうございます。お嬢さんって、あの女子高生の??」
お客様 「おお。もう子供2人いるよ。」
浅川 「えっ??もうおじいちゃんになっちゃったんですか??」
お客様 「そうよぉ。孫居るよ(笑)」
そうです。お客様が家を買って下さってからもう10年以上経ってるんです。女子高生だったお嬢さんもお嫁さんになり、そして2人のお母さんになられたんですね。
その10年以上の間にあった浅川の変化。
〇 当時の会社を辞め、次の会社も辞めて独立。
〇 BNIに入会させていただく。
BNIとは → BNIシルクロード・1
〇 尿酸値急上昇
→ 痛風患者に(発作を5~6回経験済み)
〇 四十肩に
→ 早めの治療&週一のヨガのレッスンで快方に。
〇 白髪激増
→ 床屋さんで白髪染めをしてもらう事に。
〇 体重微減
→ 意識してお米を食べないようにしています。
そんなところでしょうか???
お客様と一緒にお嬢さんともお会いしました。
お住まい探しの条件をヒアリング
〇 エリアはご夫婦のご実家の間くらい。
〇 ご予算もおおよそ確定。
〇 車庫は2台必須。
〇 間取りにこだわりあり。
ここまで条件が定まると、業者もお客様もとっても楽になります。
幾つかの物件候補があったのですが、その時は話は先に進まず。
しばらくしてから、お嬢さんからメールで、「この物件見れますか??」とのお問い合わせをいただき、再度のご案内となりました。
物件の事はお気に召していただきました。物件選びの事は、奥様が一任されていましたので、そのままご契約という事に。
ただし、今回のお話を進めるにあたり重大な問題がありました。
ご主人が日本に居ない。
更にいうと住民票も日本に無い!!
ご主人は生粋の日本人なのですが、数年単位の海外赴任中で、住民票にあたるものを赴任先に移していらっしゃるんです。(税金がお得になるようです。)
この場合、住宅ローンの審査のテーブルに乗らないケースが。今回も半分くらいの銀行が対象外となりました。
住宅ローン審査から
ご決済までのステップ
銀行の住宅ローンの審査からご決済まで、概ね4つのステップがあります。
1)事前審査(仮審査)
お勤め先、ご年収、ご家族構成、既存のお借入等を、事前審査用紙にご記入していただきます。
必要書類
・身分証明書
・健康保険証(お勤め先、勤続年数が解ります。)
・源泉徴収票(もしくは確定申告書)
・(もしあれば)既存のお借入の明細すべて
通常、この書類は当然ご本人に書いていただくのですが、奥様の代筆でOKにしてもらえる銀行で、進めることにしました。
ちなみに浅川はローンの事前審査が承認になってからでないと、物件の契約はしないようにしています。
審査用紙を提出して数日後に承認となりましたので、物件のご契約をさせていただきました。ただ、今回は売主さんとの価格交渉の結果、ご契約後1ヶ月以内の引渡しが条件となりました。現地との書類のやり取りがあるため、相当にタイトです・・。
2)本審査
事前審査が承認になった方は本審査と言う次のステップに進みます。通常の銀行なら事前審査でほとんどの項目は調べ上げているので、事前審査が承認になってから本審査で非承認という事はほとんどありません。
更に、本審査用紙は絶対にご本人にご記入いただく必要があります。今回はご主人がまだ外国にいらしたので、本申込みの書類をご主人のもとに郵送、そこでご記入後、奥様のもとに送り返してもらう。と言う作業が必要になりました。
ただ、この本審査の書類って猛烈に枚数が多く、記入する項目も多々あります。そもそもご本人の住所は現地の住所にするべきか日本の住所にするべきか、会社の住所も日本の本社にすべきか現地の住所にするべきか、そんなところも銀行の方が保証会社に確認しながら進めると言った感じ。(滅多にないケースなので)
こちらで別の用紙に一式記入してから、絶対間違いの無いように、また、解らないところはメールに写真を貼付してもらい、確認をしてから郵送してもらいました。時間的に書き直しが出来ないので。
必要書類
・住民票(ご家族全員記載・本籍の記載のない物)
・印鑑証明
・課税証明(納税証明)
・実印
今回はご主人の住民票も印鑑証明もない(住所が日本に無い為)為、
現地の日本大使館発行の
・在留証明(住民票の代わり)
・サイン(拇印)証明(印鑑証明の代わり)
が必要になりました。発行まで数日かかることは分かっていましたので、事前に必要以上の枚数を取得して貰って本審査用紙と一緒に郵送してもらいました。
余談ですが、ネットバンクの場合、事前審査は書類審査のみで本審査で初めて個人情報の開示等が行われます。(事前審査ではまともに調べていません。)
「事前審査が通って本審査でコケる。」
という、悪夢のような結果が出ることもあります。(一度体験済み・・)
3)金銭消費貸借契約(金消契約)
本審査が承認になったら、銀行と借主さんとの間でのお金の貸し借りの契約をしてもらいます。こればかりはご本人さんに銀行に出向いてもらう必要があります。ところがご主人はまだ現地。
という事で、一時帰国してもらう事になりました。
ただ、日本にいらっしゃるのが4日間。その間に本承認されているかどうか、とても微妙な感じでした。
浅川 「7日に帰国なさって、11日に出国なさるそうです。8・9が土日だから、事実上10日に内定が出てないとまずいんですけど。」
銀行さん 「どうがんばっても10日に内定で、11日の午前中に金消ってのが最速ですね。」
浅川 「本内定出てないと金消できませんよね??」
銀行さん 「そうですね。こればっかりは・・」
浅川 「間に合いますよね???」
銀行さん 「・・・頑張ります・・・」
なんだか頼りない。。。
確か8日の土曜日に現地にて物件の内覧会を行いました。浅川はご主人とそこで初対面。ご主人もその時初めて物件をご覧になりました。ご主人も物件の事をお気に召していただいて、本当に良かったです。
その場で、本承認が出てもいないのに、11日午前中の金消契約のアポイントを銀行、ご主人の間に取らせていただきました。
そして週明け月曜日、夕方になってから銀行さんから浅川に連絡が。
銀行さん 「お待たせしました。やっと承認出ました!!!」
浅川 「よかった・・。明日宜しくお願いいたします。」
翌日午前中、無事金消契約をすることができました。こんなギリギリになったのは初めて、もうそれまで何も手につかなかったです。。
4)ご決済(お引き渡し)
銀行からお客様の口座にお金が振り込まれ、買主さんから売主さんに土地建物の残金を振り込んでもらう。売主さんが着金を確認したら、土地建物の所有権を買主さんに移転します。お取引完了です!!
そしてお引き渡しからひと月くらい経ちました。
これから最高のプレゼントを持ってお引っ越し祝いに行ってまいります!!
お会いできるのがとても楽しみです!!!
最後までお目通しいただき、誠にありがとうございました。
今後とも浅川と浅川不動産(株)をよろしくお願いいたします。