売物ではないのですか??
皆さんお元気ですか??
すっかり秋から冬に季節が変わってますね。
2年前、旗揚げした直後の弊社は、自他ともに認める「八王子市で一番寒い事務所」でした。
すっかり秋から冬に季節が変わってますね。
先日は観測史上初の11月の積雪を記録したそうで・・・。
くれぐれも体調管理にはお気を付け下さいませ。
2年前、旗揚げした直後の弊社は、自他ともに認める「八王子市で一番寒い事務所」でした。
北西角地にあるので風通しはすこぶるいいのですが、日当たりはよろしくありません。建物もコンクリート造ですので、冬は心底冷え切ってしまいます。
↑ 初年度には看板からツララが発生していました。
去年はあまりの寒さに耐えかね、断熱材を仕込んで杉板をあしらってみました。
しかし、人間はトコトン贅沢な生き物です。
今度は入口からの隙間風が気になって仕方ない。
実際すっごく寒かったし。
そこで、
↑ 今年は入口を二重サッシにしてもらいました。
↑ また、石油ファンヒーターも新規購入。
今年はお陰様でずいぶん暖かに過ごせそうです。
さて、話はいつものように変わります。
先日、新規に売りに出た土地情報を、アパート・マンション業者さんにご紹介しました。図面でみるかぎりアパマン経営にはとてもいい土地です。その業者さんはすぐに現地を見たいとのことで、弊社までいらっしゃいました。
その足で一緒に現地を確認しに行きました。
当然敷地に入らせてもらうため、物件を管理している業者さんにも話を通します。先方さんからは、「もし売主さんにお会いしたら、自分の名前を出せば大丈夫ですよ。」とのこと。
私達は近くのコインパーキングに車を停め、現地に入って細かい部分を確認しました。
図面ではわかりかねることも、現地を一目見ればわかる部分がたくさんございます。
・物件の南側から入る入口が少し狭すぎないか??
・高低差のある、物件の北側の道路から敷地に入るのなら、相当な造成工事費がかかりそう。
・この土地にアパマンを建築したら、隣接した豪邸は接道が無いことになっちまうぞ・・。
決してポジティブな意見ばかり出るものでもないですね。
そんな話をしていると、その敷地の一番奥の車庫に、車に乗ったご老人が。きっと地主さん(売主さん)でしょう。
当全私達は地主さんに挨拶をしました。
すると地主さんは私が持っている、「販売図面を張り付けたバインダー」と、アパマン業者さんの持った「でっかいメジャー」を一瞥し、眉をひそめながら
地主さん
「まだ売りに出すって決まったわけじゃないから、そんな物持ってこないで。親戚にも話し通してないし。」
浅川(心の声)
「えっ??この販売図面、全国に出回ってますよ??ご丁寧に値段までついてますけど???」
しかし、アパマン業者さんは
「それは大変失礼いたしました。正式に決まったら是非お声かけください。」
というと、持っているメジャーを上着に隠し、なにやら言いたげな浅川を促してその場を辞したのでした。
帰りの車中で、彼からいろんなことを教わりました。
・地主さんが売りに出している物件は、まだ話がまとまっていない段階の物が珍しくない。
・契約寸前で、「やっぱ売るの辞めた。」ってことも珍しくない。
・昨年、間違いなく売りに出ている物件に満額で申し込みをいれたが、4割くらいは契約に至らなかった。
・今日みたいなケースは良くある事。
浅川は基本的に業者さんが買い取って売りに出している物件、(8割が建売の新築戸建て)を取り扱っていますので、買主さんの条件が整えば、ほぼ間違いなくご契約からお引き渡しまで流れていきます。
売主さんが業者さんでない、それもたくさんのご親族が絡んできそうな地主さんの場合、取引は簡単ではないんだなという事を学習させていただきました。
アパマン業者の彼は、
「深入りする前に解って良かったですよ。また物件紹介してくださいね。」
と言って爽やかに帰って行きました。
彼との付き合いは去年の5月ごろから始まっています。
まだ、彼との間ではきちんとまとまった話は1件もないのですが、何とか彼にとっても彼の顧客にも喜んでいただけるような土地をご紹介したいと思っています。
もし、お持ちになっている土地の有効活用、売却に悩んでいる方がいらしたら、いい人をご紹介いたします。お気軽に弊社までお問い合わせくださいませ。八王子市以外でも全く問題ありません。
今後とも浅川と浅川不動産(株)をよろしくお願いいたします。