福袋の事
明けましておめでとうございます。
昨年は沢山の方にひとかたならぬお世話になりました。
今年も変わらぬお引き立てをよろしくお願いいたします。
さて、元旦に私は日の出町のイオンモールに行ってまいりました。
もちろん初売りセールが目的です。
実は私のお財布は確か7年ほど前に購入したもので、端は擦り切れ、内部の小銭入れの部分も破れてボロボロになっていました。あまりボロい財布を使い続けるってお金にとってもいい事ではないと風水の本に書いてありました。
あわせて、大変気に入っていた名刺入れも年末に紛失して、金属製の仮のものを使用しています。双方新調するいいきっかけです。初売りセールなら少しは安く手に入るでしょう。
お目当ての革製品を多く取り扱っているお店ではあまり気に入ったものもなく、財布と名刺入れを他のお店に置いてないかと、1階から3階まで見て回ることにしました。具体的に自分の欲しいものがあると真剣にお店を見るもんですね。
そこで幾つか気づいたことが。
・8割方のお店が女性物を扱ってます。残りは雑貨と子供服と靴屋さん。メンズのお店って悲しくなるくらい出店していません。
・福袋の中を開けて確認しているおばさんが・・。ルール違反では??
・とは言っても、入れてある商品を写真で分かるようにして販売してるんですね。でもそれって福袋なの??
結局イオンモールでは財布も名刺入れも買わずに岐路についたのですが、学生の頃、何回か福袋を買った事を思い出しました。貧乏学生だったのに、こんなことにはお金を使ってたんですね。今も変な衝動買いをする癖は変わっていないかも・・・・。
● 大学3回生の頃、アウトドアショップで1万円の物。
・これは当りでした。欲しかった折り畳みナイフや、アウトドアグッズがいい感じに入っていました。思えば私が福袋にハマるきっかけになったようです。
● 大学4回生の頃、同じアウトドアショップで3万円の物。
・大外れでした。前回入手したナイフと全く同じものが入っていました。後は使い道のない、奇妙なアイテムがたくさん(フィッシングシスコムってなんだったんだ??)。中でもピンクのプラスチック製のマグカップ(ペア)はいったいどういうつもりで入れてあったのか、今でも理解に苦しむと同時に、若干の腹立ちを覚えます。
● 同じく4回生の頃、洋服屋さんで買った、確か5,000円の物。
・2年ほど着用した上着が入っていたので、損はしていないと思います(決してカッコいいものではなかった。)。
もう一着、真っ白な毛皮もどきのコート。もちろん毛皮のはずもなく、100%化繊のシロモノでした。さすがに着用する機会もなく、いつしか「つんくコート」と名付けられて、当時私が属していたサイクリング部の部室に吊るされました。
ここから汚い話です。
ご興味のある方のみ、お目通しくださいませ。
と、ある日の飲み会で、同期のN原が完全に酔い潰れました。(しかしなんだって4回生が部室で寝るまで酔い潰れてたんでしょう??)優しい部員の誰かが「つんくコート」を同期N原にかけてあげたようです。なんとその晩、同期N原は寝たまま胃の中の物をリバースしてしまい、「つんくコート」は見るも無残な状況に。(更に無残だったのは同期N原ですが。)翌朝、「つんくコート」は洗濯されることもなく、そのまま焼却炉に叩き込まれてしまいました。
今思い出しました。そういえば同期N原から「つんくコート」の弁償をしてもらってません。
同期N原は今どこにいるんだ??
思えばそれ以降、私は福袋を買ったことがありません。
そうそう。一つ忘れてました。
前々職在籍時、「家」を福袋で売るという企画があり、元旦と2日に当時の八王子そごうに出勤したことがありました。
家のおまけにプリウスをつけてしまおうという企画で、驚くことに数人の申し込みがありました。ただ、後で連絡をしてみると、全く不動産購入を見当もしていないような方々ばかりで、正月2日の出勤が全くの徒労に終わったのが福袋に関して私の最後の思い出かもしれません。
と、イオンモールですごい勢いで袋を開けていたおばさんの熱気に当てられて、取り留めもない話を書いてしまいました。
今年も浅川と浅川不動産をよろしくお願いいたします。