お正月と読書
皆さんお元気ですか?
もう今年も今日を入れてあと4日。年々お正月があっという間に来るようになりました。私の体感カレンダーではまだやっと夏が終わったくらいなんですが・・。
さて、我が浅川不動産は年中無休を謳っています。事務所への電話は携帯まで転送になっておりますので、いつでもご対応可能というのが弊社の売りです。
今朝、いつものHPを開いて焦りました。
レインズという、不動産業者が見ることのできるHPで、売りに出ている物件の大半がこれに記載されております。私の物件情報の99%はここからの情報です。
そして左下にご注目。
なんてこったい。
レインズって年末年始はお休みだったんですね。来年でこの道13年目なんですが、知らなかった・・・。
さて、新規の物件情報がなければ、特にすることもなし。
売主さんもお休みになってますし。
という事で、普段やらないことをやってみようと思います。
1)事務所の模様替え。と言っても防寒対策にカーテンを吊るそうかと思っております。

室内の熱の大半って窓から失われるそうですね。今日、(安くて)良いカーテンを探して何軒か回ってみたのですが、見れば見るほどどれがいいのかわからなくなりますね。
2)読書をしよう。
今はだれも信じてくれませんが、実は数年前まで私は割と本を読む人間でした。小説が好きで、特に宮本輝さんの作品が出ると矢も楯もたまらず飛びついていたんですが、最近はとんとご無沙汰。漫画ばかり眺めています。
(今日もワンピースの最新刊を買ってしまいました。)
先日、いつもお世話になっている定食屋さん(やなわらばぁ)に置いてあった、齋藤孝さんの「読書の全技術」を年明けまでお借りしました。
齋藤先生の他の本は一度読んだことがあるのですが、とにかく読みやすい。ややこしい話も簡単な日本語と、解りよい文章で書いてあるので、凝り固まった私の頭にもすんなり入っていきます。
このお借りした本はまだ最初の1/3くらいしか読んでいないのですが、読む本の内容と目的によって読み方を変えるようにとのことです。
小説等、行間まで読み込むような本は「精読」と言って、一言一句をかみしめるように読むものだそうです。
私は今の所この「精読」しかできませんが、新書等、情報を得るための書物はさっと必要なところだけ流し読みするものだそうです。その流し読みのテクニックをずっと書いてありました。
と、これだと世にあふれる速読本と変わらないなと思ったのですが、
「その本の内容を人に説明するつもりで読むと、同じ流し読みでも理解度がまるで違う。」
との記載に深く感銘しました。
実は今年に入ってから、たくさんのセミナーを受講してはその内容を人様の前で発表する機会を得ました。とにかくその3時間前後の講義を4分にまとめて発表しなければなりませんので、以前とは(似たセミナーはもう何回も受けたことあるんです。)まるで頭に入る量と深さが違います。
最近たまに本を読むと、全く頭に入ってこなくて、「これって老化??」なんて思っていたのですが、目的もなく漫然と字面だけを追っていたため、頭に入っていなかったのかもしれません。
この年末年始は目的をもって本を読んでみることにします。買っただけで読んでいない本が山ほどありますし。年明け、浅川はかなり知的にパワーアップしているかも???