サンマを買って思ったこと。
皆さんお元気ですか?
私はタイガースが優勝戦線から離脱してしまったショックを隠せずに、
ここ数日過ごしております。
9月に入ったころは首位をひた走っていたのに、
勝負どころでヤクルトと巨人にあっさり連敗・・・。
あれよあれよという間に首位争いから4位広島東洋カープとの
クライマックスシリーズ出場権をかけた戦いに身を投じることになりました。
そしてまだシーズンの戦いが続いているにもかかわらず、
ついにこんな記事が出てまいりました。
ここ数日過ごしております。
9月に入ったころは首位をひた走っていたのに、
勝負どころでヤクルトと巨人にあっさり連敗・・・。
あれよあれよという間に首位争いから4位広島東洋カープとの
クライマックスシリーズ出場権をかけた戦いに身を投じることになりました。
そしてまだシーズンの戦いが続いているにもかかわらず、
ついにこんな記事が出てまいりました。

↑ デイリースポーツより
まだシーズン終ってないのに、このスッパヌキは無いと思いますが、
こんなことも言いたくなりますよね。
しかし、タイガースの低迷は監督一人の責任なんでしょうか?
バッティングコーチ、外野守備走塁コーチ等々の指導者も大問題だと思うんですが。
そしてその人達を人選したのは???
まだシーズン終ってないのに、このスッパヌキは無いと思いますが、
こんなことも言いたくなりますよね。
しかし、タイガースの低迷は監督一人の責任なんでしょうか?
バッティングコーチ、外野守備走塁コーチ等々の指導者も大問題だと思うんですが。
そしてその人達を人選したのは???

↑ なんと中村GM、お亡くなりになってしまいました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。 合掌。
(しかし、GMがお亡くなりになった日にジャイアンツに負けてしまうところが
やっぱりタイガースのタイガースらしい所です・・・。)
さて話はがらりと変わりますが、私は大変食い意地が張っております。
美味しいものには目がありません。
と言って決して高級なお店に出入りするような趣味はなく、
(財力が伴っていないことが最大の理由ですが。)
旬の食材をできるだけ安く仕入れてきて家で食べるという、
きわめて安上がりなグルメを満喫しております。
昨年末、私は独立いたしました。
多少の時間の融通が利くようになり、ちょくちょく市場に出かけています。
日によっては信じられない価格でいろんなものが置いてます。
今日もっとも心を動かされたのがこちら ↓

なんと北海道沖で捕れた、刺身用、鮮度抜群の
サンマが30本入りのケースで1,000円(税別)!!
いっそケース買いして、お客様宅に配って回ろうかとも思ったのですが、
早朝から生魚をいきなり持ってこられたら気を悪くする人もいるはずですので
それは思いとどまりました。

↑ 私が購入したのは10本で380円。これでも1本41円(税込)。
これだけ安いと、下手なりに包丁の練習も思いっきりできます。
朝一番でお刺身を作ってみましたが、それなりにできるようになってまいりました。
もう少ししたら、お刺身の写真もアップできるようになると思います。
(まだお見せできる段階ではございません。)
ここでちょっと思ったことが。
私は安くておいしいサンマを手に入れてウハウハなんですが、
このサンマを捕った漁師さんの懐にはいくら入るんでしょうか?
なんせひとケース30本入りで1,080円(税込)です。
本当に素人感覚ですが、30本で1,000円そのまま漁師さんの懐に入っても
大赤字なのでは??なんて思ってしまいます。
素人なりに北海道沖のサンマが、
八王子北野の市場に届くまでにかかる経費を考えてみます。
・船の代金(ネットでみた中古船でも数百万円しますが、遠洋に行く船はもっと高いはずです。)
・燃料代
・船に積む氷代
・漁具の代金
・漁港に努めるおばちゃんの人件費
・仲買人の人件費
・トラックで陸路運ぶ際に必要不可欠な発泡スチロール代
・発泡スチロールに詰める氷代
・輸送費(北海道から運んでくるのか、積み下ろしは東京に近い港なんでしょうか?)
・北野の市場のおじちゃん達の人件費
こんなところでしょうか?
冗談抜きで30本1,000円のケースから漁師さんの懐に入るお金は
幾らもないのではないでしょうか?
漁師の仕事って、揺れる船の上での相当な肉体労働だと思います。
船底一枚下は地獄なんて言いますが、命がけの仕事のはずです。
それでこの対価では、割に合わないどころか生活もままなりません。
うろ覚えなのですが、北欧では漁師さんの年収って1,000万円を超えるそうです。
年間の漁獲量を厳密に定めていて、最も値段が高い時期に計画的な量
を捕ってくるように操業するそうです。だから値崩れもない。
一方日本は、漁が解禁になったら皆が争って捕りに行って
遠洋にいるまだ脂がのっていない小さいうちに捕ってきてしまう。
だから高い値段がつかない。
また、捕れるときはどの船も大量に捕って来てしまうので一気に値崩れしてしまう。
こんな漁をしていたら、魚も減ってしまうし、漁師さんはしんどいだけで
実入りも少なく、運よくその特売日に当たったエンドユーザーだけが得する、
という事になります。
でも、長い目で見れば魚自体が減ってしまい、その魚も値上がりするはずですので、
結局は誰も得しないという事になりそうです。
近海に寄ってきた丸々と太った「ぶっとい」サンマしか流通させないようにすれば
漁師さんも余分な経費をかけず、そして私達も本当においしいサンマを
食べることができるのでは??
なんて、特売のサンマにホクホク顔の私が言っても説得力ないですかね??
これだけ安いと、下手なりに包丁の練習も思いっきりできます。
朝一番でお刺身を作ってみましたが、それなりにできるようになってまいりました。
もう少ししたら、お刺身の写真もアップできるようになると思います。
(まだお見せできる段階ではございません。)
ここでちょっと思ったことが。
私は安くておいしいサンマを手に入れてウハウハなんですが、
このサンマを捕った漁師さんの懐にはいくら入るんでしょうか?
なんせひとケース30本入りで1,080円(税込)です。
本当に素人感覚ですが、30本で1,000円そのまま漁師さんの懐に入っても
大赤字なのでは??なんて思ってしまいます。
素人なりに北海道沖のサンマが、
八王子北野の市場に届くまでにかかる経費を考えてみます。
・船の代金(ネットでみた中古船でも数百万円しますが、遠洋に行く船はもっと高いはずです。)
・燃料代
・船に積む氷代
・漁具の代金
・漁港に努めるおばちゃんの人件費
・仲買人の人件費
・トラックで陸路運ぶ際に必要不可欠な発泡スチロール代
・発泡スチロールに詰める氷代
・輸送費(北海道から運んでくるのか、積み下ろしは東京に近い港なんでしょうか?)
・北野の市場のおじちゃん達の人件費
こんなところでしょうか?
冗談抜きで30本1,000円のケースから漁師さんの懐に入るお金は
幾らもないのではないでしょうか?
漁師の仕事って、揺れる船の上での相当な肉体労働だと思います。
船底一枚下は地獄なんて言いますが、命がけの仕事のはずです。
それでこの対価では、割に合わないどころか生活もままなりません。
うろ覚えなのですが、北欧では漁師さんの年収って1,000万円を超えるそうです。
年間の漁獲量を厳密に定めていて、最も値段が高い時期に計画的な量
を捕ってくるように操業するそうです。だから値崩れもない。
一方日本は、漁が解禁になったら皆が争って捕りに行って
遠洋にいるまだ脂がのっていない小さいうちに捕ってきてしまう。
だから高い値段がつかない。
また、捕れるときはどの船も大量に捕って来てしまうので一気に値崩れしてしまう。
こんな漁をしていたら、魚も減ってしまうし、漁師さんはしんどいだけで
実入りも少なく、運よくその特売日に当たったエンドユーザーだけが得する、
という事になります。
でも、長い目で見れば魚自体が減ってしまい、その魚も値上がりするはずですので、
結局は誰も得しないという事になりそうです。
近海に寄ってきた丸々と太った「ぶっとい」サンマしか流通させないようにすれば
漁師さんも余分な経費をかけず、そして私達も本当においしいサンマを
食べることができるのでは??
なんて、特売のサンマにホクホク顔の私が言っても説得力ないですかね??