いい出会いがあったこと。
皆さん、お久しぶりです。
急に暑くなってまいりました。もう春ではなく、初夏ですね。
我が阪神タイガースは常に時代を先取りしています。
打線だけ一足先に梅雨入りしたようです・・・。(涙)
さて、先日弊社に飛び込み営業をかけてきた、ごっついお兄ちゃんがいました。
大手のアパマン建設会社の営業さんです。
「私のお客様でアパート用地を探している方がいらっしゃいます。
ご紹介いただける土地はありませんか?」
その時は先約があったのでお引き取りを願い、こちらの用事が済んでから
ご連絡を差し上げて、後日弊社にもう一度お越しいただきました。
実は私は今年で営業経験が12年目なんですが、
飛び込み営業ってほとんどやったことがないんです。
このちっぽけな私の事務所に飛び込んでくる営業さんにとても興味がありました。
彼からはとても興味深い話をたくさん聞かせていただきました。
・私のお客さんは相続が発生すると数千万円の相続税がかかってしまう。
・でも手元に現金がない。
・払えなければ、経営している施設の土地を手放さなければならない。
(手放したら本人は失業ですし、施設を利用しているたくさんの人にも大迷惑です。)
・ここで数億円の借り入れをしてアパートを建築すれば、税金がかからないだけでなく
毎月数万円の利益も見込める。
概ねこんな話でした。
私の感覚では数億円投資して月数万円の利益では全く割に合わないように思うのですが、
この際利益は大した問題ではなく、「土地を手放さないですむように」
ということが問題なんだそうです。
相続税で何千万もなんて聞くと、ついヒガミ根性が出てしまうのですが、
色んな事情の人がいるんですね。
土地の情報はたっぷりございますのでいくつかピックアップしたのですが、
彼は電卓を恐ろしい勢いではじいて、
「この土地はいくら以下でないと利益が出ない」
「立地は問題ないけど間口が狭い」
等々、きちんとした根拠をもって私に説明してくれました。
他にもここには書ききれない(書けない)こともいろいろと教えてくれました。
彼に嫌われることがなければ、長い付き合いをさせていただくことになりそうです。
こんな出会いがあるのも自分で事務所を構えたからだと改めて思います。
(販社の営業マンは基本事務所にいないんです。)
今日もその彼にお会いしたのですが、なんと彼はまだ24歳ということを知りました!!!
自分が24歳だったころと比べてなんと大人な事か。
彼が今の私と同じ41歳になったとき、私なんか近づくこともできないくらい
BIGな男になっているに違いないと思いました。
何はともあれ、私はその方の条件に見合いそうな土地を
意地でもお探ししてやるぞ!!
と心に誓った次第でした。