年末のご挨拶において
皆さんお元気ですか??
本当にいいお天気が続きますね。
お陰様で朝晩は猛烈に寒いですが、
冬らしい鮮烈な青空を眺めると
気分ががすっきりします。
さて、今年最後の年末のご挨拶に
行ってまいりました。
以前のブログにもご登場いただいた、
浅川が調理人修行時代の
親父さん(料理長)が
なさっているお店です。
↑ 以前のブログです。
ご覧になっていない方は、是非お目通しを。
13時くらいにお伺いしたのですが、
まさかの準備中??
駐車場に車をいれたら、
ちょうど親父さんが
玄関にいらっしゃいました。
今日は夜の予約がいっぱいで、
お昼は臨時休業とのこと。
親父さんはたいそうお喜びで、
浅川をお店に招き入れてくださいました。
親父さんはなんと手ずから
浅川にお茶を入れてくださいました。
(わざわざ新しいお茶っ葉の封を切って!!)
そもそも、調理人修行時代を考えると、
親父さんが浅川にお茶を入れて下さる
なんて、もう本当に考えられない!!!
あんなに緊張してお茶を頂いたのは
初めてでした。
そして美味しかった・・・・。
浅川
「調理場で、卵焼きの単品の注文が
入った時の事、今でも覚えてるんですよ。」
親父さん
「そう。古い話だね。」
浅川
「親父さんがあたり(味)だけ取って、
後は万次郎さんが焼いたんですよね。」
親父さん
「そう。」
浅川
「焼き終った卵焼きを、巻き簾で
整形しようとしたら、
親父さん怒ったんですよ。」
親父さん
「よく覚えてるね。」
浅川
「でっかいまな板皿に、
クマザサをビッと斜めに置いて、
そこに卵焼き器から卵焼きを
ゴロンとお皿に転がして
お出ししたんですよね。」
親父さん
「そう。整形したら価値がないんだ。
あの場合はね。」
浅川
「本当にあの画はくっきり残ってるんです。」
親父さん
「うれしいね。覚えてもらってることは。」
そこから親父さんはいろんなお話を
して下さいました。
親父さん
「浅川、今日は一つ言葉をあげるよ。
『背中で信用される男にならねぇと』
言葉とか数字じゃなくて。」
浅川、もう頭が上がりませんでした・・・。
親父さん
「こうやって来てくれると本当にうれしいよ。
頑張ってな。」
浅川
「はい。来年はもっとでっかくなります!!!」
そして最後に、親父さんは
浅川に右手を出してくださいました。
親父さんからです!!!
信長が足軽に手を差し伸べている図を
ご想像ください!!
親父さん
「頑張れよ!!今日はありがとうな。」
もう両手で受けさせていただきました。
親父さんの右手を両手で捧げ持つ感じ。
浅川にとって
最高のクリスマスプレゼントでした!!
最後までお目通しくださった
あなたに心より感謝申し上げます。
そしてそんなあなたに、
浅川からのメリークリスマス!!!!