「正直不動産」を読んでの感想
皆さんお元気ですか??
日に日に暖かくなってきますね。
先日、花粉症対策の注射を打ってきたんですが、
少し目がかゆいです。
気のせいだといいんでけど・・。
さて先日、社費を投じて書籍を購入いたしました。

千の言葉のうち真実は三つしかない』という意味で、千三つといわれる不動産業界。そんな業界に身を置く永瀬財地は、契約のためなら嘘をいとわずに営業成績をあげてきた。しかし、地鎮祭のときに祠を破壊してしまったことで、嘘がつけない体質になってしまった。わがままな顧客の要望、一癖も二癖もある資産家大家たち、次々起こる不動産にまつわるトラブル、そしてライバル不動産会社としのぎを削る闘いに、嘘をつかない正直営業で立ち向かう永瀬の姿を描いた皮肉喜劇。
Wikipediaより
Amazonで全巻を大人買いしたつもりでしたが、
それぞれバラバラに・・・。
それも、1巻が最初の便より3日後に届くという
トラブルはありましたが何とか全巻そろい、
先日読了いたしました。
(届くまでの3日間、気が狂いそうでした)
実は読むのが怖かったんです・・。
自分では当たり前と思っている
業界の慣習が、世の中では認められない。
ってことに気づかされるかと。
読了しての感想。
「うちはおかしな事はやってないな。
もし取材されても大丈夫。
でも、賃貸屋さんは大変そうだな。」
弊社は不動産仲介業者ですが、
賃貸物件はやっていません。
単純に、浅川には賃貸の経験がないから。
弊社は売買専門の会社です。
「正直不動産」の中でのトラブルは、
賃貸業でもたくさん出てきます。
特に、因業大家とのやり取りは
とても興味深く読みました。
浅川は独立してから、特に最近は
嫌いな人とは会わないようにしています。
本当にワガママだと思うんですが、
せっかく独立したんだからさ・・・。
でも、管理物件をたくさん抱えていると
地主さんとの付き合いは必須なんでしょう。
きっと。
大っ嫌いなだけど、
賃貸物件を多数持ってる地主さんとかだと、
付き合いを避けるわけにはいかないですよね。
多分。
その点、弊社は賃貸やってないから、
管理物件ゼロ
地主さんのヨイショをする必要もなし。
ホントは、管理物件をある程度抱えて、
経営を安定させるってのは大切なんでしょうけどね。
今さら手を出す気もなく。
実は一度だけ、頭カチカチの大家さんと
やり取りした事があります。
あえて内容は記載しませんが、
こんなやり取りを続けたら、
ハゲるな。
胃潰瘍になるな。
と思ったのは覚えています。
因業大家との付き合いはもうまっぴらです。
「不動産屋の営業が嘘つけなくて、
どうやって成約をとるんだ。」
突然嘘をつけない体質になった、
「正直不動産」の主人公のセリフです。
このセリフに対しての浅川の回答。
「何か困ることでも??」
以前も似たような文章を書いたことはありますが、
「嘘ついて家を売ったら、
訴えられるぞ??
100%負けるぞ??」
「家を買うくらいの人は、
早々騙されるもんじゃないぞ??」
「家を買えるくらいの人は
ホントに勉強してるし、
ネット上に恐ろしいくらい情報出てるし。」
「嘘ついて家を売るより、
悪い点は先にこちらから告知して、
納得して買ってもらったほうが
お互いに楽。」
浅川が常時思っていることです。
浅川は聖人君子ではない。
「正直不動産」の主人公「永瀬」にも
負けないくらい、生々しい営業マンです。
でも、嘘をついて物件を押し付けても、
どうせお客様に見透かされる。
そうなると、二度とそのお客様とお会いすることはできない。
かえって営業成績は悪くなるんですよね。
幸いに、弊社のスタッフ一同、
この部分での理念は共有できています。
本当にありがたいことに。
そうそう、正直不動産は読み物として
とても面白い漫画でした。
また、ややこしい説明も分かり易い文言で
書いてあって、参考書代わりにも。
もし、読みたい方がいらしたらお貸しします。
弊社で物件をお求めの方には特別に無料で(笑)。
最後までお目通しいただき、
ありがとうございました。
今後とも浅川と浅川不動産(株)浅川、
弊社スタッフをよろしくお願いいたします。