トップ営業マンのカバンの中身
これは私の知人Sから聞いたお話・・・。
知人は営業マン。(不動産じゃないです)
ある日、いつもトップ成績を収めている営業マンと一緒に仕事をする事になりました。
お客様のところへ向かう時、ふと、知人Sはその営業マンのカバンの中身が気になりました。
いつもトップ成績を収めているスーパー営業マン。
いったい、何を持ち歩いているのだろうか・・・。
知人Sは思い切って尋ねてみました。
「いったい、いつも何を持ち歩いてるんですか?」
トップ営業マンは笑って答えました。
「何にも入ってないんだよ(笑)カラッポさ」
想定外の答えに知人Sは驚きましたΣ(・ω・ノ)ノ!
トップ営業マンは続けて言いました。
「今日はお客さんの話を聞く日。そう決めた時は、お客さんの話だけに集中できるように、一切の物を持たないようにしているんだ」
・・・この話は「話を聞くこと」の重要さを改めて考えさせてくれました。
お客さんが何を望んでいるのか
何を言いたいのか
先入観や小手先の知識は捨てて
じっくり耳を傾ける。
そうしてやっと
お客さんの本音が見えてくる。
そういう事なのかなと思いました。
そしてこれは、家族に対しても、友人に対しても言える事ですよね。
大事に思う人だからこそ、ついついアドバイスしたくなって
相手の話を遮って、自分の知識や経験を語ってしまう。
私にはよくある経験です(・_・;)
どんな質問にも即座に答えられるよう、万全の準備をしてお客さんに会う。
それも、対応の一つだとは思います。
でも、まずはお客さんのすべての想いを、洗いざらい受け止める。
質問への返答は、帰社してから丁寧に。
それも、一つ。
私はどっちかというと、前者の万全準備型。
心配性なので、余計な資料まで持ち歩いてしまうし、すぐに答えなきゃと焦ってしまう(・・;)
でも考えたら、先月から不動産営業になったばかりの私。
住宅ローンの知識はある程度あるけれど、物件の知識なんてヒヨッコピヨピヨ。
そんな私に最大限に出来ることは
やっぱり、お客さんの気持ちを汲み取ることだけなんですよね
うん、それなら今の私にも十分にできるはず。
というか、それしか出来ない。
そして、それがやっぱり一番大事と思う。
気持ちを目いっぱい汲み取って、一緒に考えて
足らない知識の分は、(不動産の知識だけは豊富な)社長に力を貸してもらう。
「話を聞くことの大切さ」を改めて思わせてくれた、知人Sの話に感謝です。
~余談~
昨日は会社を閉めた後、事務所で「日本酒パーティー」がありました。
そこで社長がやらかしました。
鍋敷きごと、土鍋をガスコンロに乗せたんです。
幸い、焦げ臭いニオイにすぐに気付いて、何事もなく終えましたが。
本当に何をやっているのやら。。。。
ゲストの皆さんに「バカじゃないの!」と責められる社長。
グゥの根も出ずに立ち尽くす社長。
社長、反省してくださいね。